"2024年 最新婚約指輪トレンド5選!"

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日は、2023年の販売実績を振り返りながら今年の婚約指輪に関するトレンドを予想していきたいと思います。

当店の実績のみで算出しているとは言え、当店の場合、かなり遠方からもご来店頂いているので、極端な局地的トレンドではないと思いますが、あくまでもラムールトゥジュールのデータが元になっていますので、

一応順位分けしてありますが、それぞれの間に大きな差はなく、良し悪しを分ける程のではありませんので、ご回の内容にお願い出来れば幸いです。

では参りましょう。画像はイメージです。

【第5位 オーソドックスなメレタイプ】

センターダイヤの両脇に1~3石くらいのメレダイヤという小さなダイヤが施されているタイプですね。

両脇に2石ずつ
両脇に1石ずつ

面白い事に、このタイプを選ばれる方は、割と最初から両脇に1石ずつが良いとか、2石ずつが良いとか、お好みがはっきりしていることが多いんですよね。

メレダイヤは小さな存在ですが、とは言え、1石と2石では印象がかなり違いますので、同じメレタイプと言っても石の数からくる印象の違いは選ばれる方にとって大きな部分なのかもしれないですね。

定番中の定番ですが不動の人気を誇る存在ですね。

【第4位 ゴールド系素材】

ピンクゴールド製
イエローゴールド

これは、最近本当に増えていると感じますね。

先日、ゴールド製の結婚指輪に関するショート動画をあげましたが、動画のネタにしたくなるくらいゴールド系素材のブライダルリングは注目度が上がっている様に思います。

結婚指輪はともかく、婚約指輪の方はゴールド系素材で良いのか?という事を気にされる方が多いのですが、全然アリですし、結婚指輪をプラチナ製にすると婚約指輪と重ね付けする時にプラチナとゴールドの2色になるところも人気の要因になっているようですね。

ちなみに、画像の組み合わせはエンゲージのピンクゴールドの肌馴染みの良さが重ね着けした時のボリューム感を抑えることに繋がっている感じがして良いですね。

ブライダルリングの素材については、良し悪しでもなければ、決まりがある訳でもないので、ゴールド系素材をもっと気軽に選べるようになっても良いと思いますね。

【第3位 カラーダイヤメレ】

ピンクダイヤメレ
アイスブルーメレ

センターダイヤモンドの周りにあるメレダイヤをピンクダイヤや水色をしたアイスブルーダイヤにアレンジされる方が多かったですね。

人から見れば大きく目立つものではありませんが、カラーのメレダイヤがたとえ一石でも有るか無いかで、全体の印象に結構影響がある感じがしますね。

デフォルトでカラーのメレダイヤが付いているものもありますが、アレンジで色付きに変更する場合は、そこにこだわりが入り込む分、満足度も上がりますし、人とかぶり難くなるという面も好まれている様ですね。

また、天然のピンクダイヤ対応をやめてしまったブランドもあるくらい天然のピンクダイヤは調達が難しくなっていますので、

あとどれくらい使えるかわからない状況という事で、その希少性や将来の資産価値に期待して、1石くらい持っておきたいというケースも多かったと思います。まぁ、持っておけば、将来間違いなく宝物になりますからね。

【第2位 セットリングタイプ】

※セットリングとは、女性用の結婚指輪と婚約指輪が上手く重ねて着けられる様なデザインが施されており、男性用の結婚指輪も含めひとつのリング差しに3本一緒に飾られているものです。

上から婚約指輪、女栄養の件婚指輪、男性用の結婚指輪

これはもう言わずもがなですね。

セットリングに憧れを持っている女性はやはり多いですね。確かに、婚約指輪と結婚指輪を重ね着けする時の勘合が綺麗ですからね。

重ね着けの勘合が美しい

また、セットリングと言う言葉の響きも嬉しいようですね。確かに、セットリングを買ったと言えるのは少し鼻が高い感じがするのかもしれないですね。

お二人で婚約指輪と結婚指輪の3本を買いに来られる方も増えている感じがしますので、そういう関係もあるかもしれないですね。

お二人で一緒にお越しになられると、女性はご自分で、重ね着けの勘合具合も含め、婚約指輪も結婚指輪も選べるのでこれも満足度が上がるという良さもありますし、

男性は女性に気に入ってもらえるかわからないという不安を抱えて、婚約指輪を一人で選ぶという負担がなくなるので、良い意味で楽と言うメリットがありますね。

【第1位 個性的なデザイン】

これは、当店では定番の結果ですが、実績としては、結構個性的なデザインの婚約指輪が選ばれているんですよね。

いわゆる多くの人が婚約指輪とはこういう感じでしょとイメージする様なタイプではないものですね。

と言うのも、当店の場合、婚約指輪の形でプロポーズするより、ダイヤモンドだけでプロポーズして、その後に、女性とお二人でそのダイヤモンドを載せる指輪の方を選びに来られる方が多いんですよね。

だから、女性ご自身でリングのデザインを選ばれることが多いんですね。

そうなると、こういう結果になるんだなぁという事ですね。ここがポイントですね。

婚約指輪と言えば、こういう感じでしょ…

オーソドックスなソリティア

というイメージだけで、単純にオーソドックスなものを選んでしまう男性が多いと思うんですが、女性ご自身が選ぶと、そういう方向に行かない人がこれだけ多いってことなんですよね。

これから購入しようと思っている男性は耳をかっぽじって聞いて欲しいですね。

確かに、以前、こんなことを言っている男性もいました。自分が選んでいたら絶対にイエローゴールド製で艶消し仕上げの婚約指輪にはならなかったから、ダイヤモンドだけにしといて良かった~って。

ここまではちょっと珍しいかもしれませんが、メレにアイスブルーを入れたかったとか、これぐらいの太さが良かったとか、そういう細かいことを含めれば結構ありますからね。

ただ、誤解の無いようにお願いしたいのは、オーソドックスなソリティアが良くないという事ではないので、女性がそういうものをお好みなら全く問題はないですからね。

ちなみに、当店のお客様にダイヤモンドでプロポーズされる男性が多いのは、私が説得して、ダイヤモンドだけでプロポーズするように仕向けていたりする訳じゃないですよ。

私は、それぞれのメリットデメリットを説明しているだけで、男性ご自身がそういう選択をされているんですが、16年もやっているとお客様の変化を感じますね。

昨今は、優しいと言うか、彼女にとってのメリットを最優先に考える男性が増えているんじゃないでしょうか。

男性としては、指輪でプロポーズしたい想いもお持ちの様ではあるんですが、

自分が良くわからない中で選んだものよりは、彼女に気に入ったデザインの指輪を選んでもらいたいとか、

彼女が好きなデザインでなければ、彼女も本心から喜べないだろうからとか、

そういった事を考慮されて、彼女にとって何が一番良いかという事で判断されている男性が多い気がします。

中には、指輪でプロポーズしたいという気持を優先すると自分のエゴを押し付けることになってしまうから…と言う方も居ましたね。

昭和生まれのおじさんとしては、俺がこうしたいんだ~を押し付ける様なことは、もう今は男性の強さとは言えない時代なのかなって気もしますね。

なんかですね、気張らない感じで、スマートなんだけど芯が強くて優しいって感じですね。自分の息子たちと同世代か更に下くらいの歳ごろの方々なのに、同性としてかっこいいなぁって思いますね。

と言うことで昨年の当店の婚約指輪の販売実績から見るトレンド5選でした。

当店としては、幾つか順位が入れ替わったものもありますが、上位5選と言えば定番な感じの結果となりました。

恐らく、今年も大きくは変わらないと思いますし、今後は益々日本そのものが形式的なことに囚われなくなっていくと思うので、従来のイメージに囚われない感覚で自由に選ぶのが良いと思います。

それらを含めて参考にして頂ければと思います。

今日はここまで。千葉県成田市より愛を込めて。