結婚式をしないのに結婚指輪をするのはおかしいですか?

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

<結婚指輪は、二人の婚姻関係を示すアイテム>

さて、今回は、結婚式を挙げないのに結婚指輪をするのはおかしいですか?というお悩みに対して、私なりの意見を書かせて頂きたいと思います。

端的に申し上げまして、結婚指輪は結婚している二人(夫婦)の婚姻関係を示すアイテムになります。

結婚する二人が婚姻関係になるのは、正式に役所に届けを出して法律に則った形で『入籍』するという事であり、結婚式を挙げるとか、挙げないとかには直接関係ありません。

ですので、結婚式を挙げなくても、お二人が正式に結婚されるのであれば、結婚指輪を身に着けていても何ら不自然なことはありません。

むしろ、世間一般のイメージとしては、結婚しているのに、結婚指輪を身に着けていないと、夫婦仲があまり良くないのではないかと疑われかねないくらいだと思いますので、結婚指輪は付けていた方が良いと思います。

結婚指輪屋が言うと買わせようとしているだけに聞こえるかもしれませんが…



<結婚指輪の中には、二人の愛情や絆を示す意味も含まれる>

ここで、誤解の無いように補足しておきたいと思います。

逆に、結婚式は挙げたけど、正式に入籍していない様な場合や、結婚式も挙げないし、入籍もしていないといった事実婚の場合は、どうでしょう?

前述した通り、結婚指輪は、二人の婚姻関係を示すアイテムという事だけで言えば、入籍していない場合は、結婚指輪を身に着けないのが普通の様に思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

結婚指輪を身に着ける意味合いの中には、二人の愛情や絆を示す意味も含まれます。

この部分は、二人の精神的な支えと言いますか、二人の精神性のシンボルと言いますか、いわゆるペアリングと同じな訳です。

ですので、お二人にとって結婚指輪が、お互いの愛情や二人の絆、そして、互いにかけがいのないパートナーであるという事を確認し合えるものになるのであれば、

結婚式を挙げても、挙げなくても、正式に入籍をしても、しなくても、結婚指輪を身に着けて全然問題無いと思います。

身も蓋もない話になってしまうかもしれませんが、結婚指輪は、オシャレの為だけに身に着けるものではありませんが、かと言って明確な法律や特別な作法がある訳でもありません。

つまり、結婚指輪に持たせるその意味合いさえも、お二人なりの自由にして構わないので、結婚式を挙げようが挙げまいが、入籍しようがしまいが、他人にとやかく言われる筋合いのものではないということなんです。

結婚指輪屋の発言としては、いささか…大胆な意見かなという感じがしなくもないですが、私の本音としてはそう思います。

という事で、今回はここまで。千葉県成田市より愛を込めて。