ちょっとだけキラッとしたい結婚指輪の注意点
L'Amour Toujoursいつもありがとうございます。強引なことは一切しないのに、なぜか気持ちよくすんなりと選ぶ指輪が決まってしまうブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。
＜凄く注意が必要なんです＞
さて、今日は大事なお話です。
ご来店されたお客様（女性）にお好みやご希望（どんな結婚指輪をお探しなのか）をお伺いする中で、
『ダイヤはたくさんあった方が良いですか？』『それとも無い方が良いですか？』とお聞きすると
『たくさんは要らないけど、少しキラッとするくらいは欲しい…』と、おっしゃられる方が凄く多いんです。
そういうご希望の方が多いのに、実は、この『少しキラッとするくらい…』と言うのが曲者で、凄く注意が必要なんですがご存知でしょうか？
＜知らない内に希望と違う指輪を選んでしまっている＞
どういうことかと言いますと『少しキラッとするくらい…』と言うのが、ご自身から見ての事だけであれば良いのですが、そういう場合に限って、そうじゃないんです。
ギラギラしない程度に少しだけキラッとして欲しいのは、他人から見られた時にそうあって欲しいという事なんですね。
なので、客観的な視点、つまり、人からどう見えているかの確認が大事になるんですが、多くのお客様から他店での接客内容をお伺いすると、試着確認のなっていないお店がめちゃめちゃ多いんですよね。
見事なくらいに客観的な視点での確認がされていないんです。
そこが抜けているとどうなるかと言いますと…、
自分から見た時には確かに少しキラッとして見えても、他人から見たらキラッとどころかダイヤが付いているのかさえもほぼ見えないことが多いんです（驚）
自分で自分の指輪を見るその距離感って、そんなに近くから見るのは自分だけなんです。他にそんな近くから見る人は居ないんですよ。
他人はもっと遠くからしか見ないですし、普通は指輪を凝視するような見方もしません。
自分が見ている感じと他人から見られている感じは全く別もんなんです。
ですから、そういう事を踏まえて正しい試着を案内してくれないお店で買うと、知らない内に希望と違う指輪を選んでしまっているという事なんです。
ずーっと気が付かなければ良いかもしれませんが、後日、気が付いてしまったら、みそ汁の中のアサリを嚙んだ時に砂が入っててジャリッとするのと同じように、あの何とも言えない嫌な気持ちになりますよ。
＜当店にお越し頂いた方に良い結果を得て頂きたい＞
試着と言うのは、リングを指に通して見るだけではないんですよね。
皆さんが想像している以上に、結婚指輪選びは考慮すべきことが多い世界です。
ですから、お店選びは勿論ですが、誰がコンシェルジュとして付いてくれるか？という事が本当に大事になると思います。
下調べをするなら、指輪やブランドではなく、良い店がどこにあるのかや、この人から買いたいと思えるような人がいるお店を探す方が重要だと思います。
ここまで読んで頂いた方は、結局、客観的な視点での具体的な確認方法（試着方法）について言わないのか～と思われていると思いますが、あえて書かずに終わりたいと思います。
やはり当店にお越し頂いた方に、当店と関わって頂けた方に、正しいやり方で良い結果を得て頂きたいと思うからです。申し訳ありませんが事情ご賢察頂けます様お願いします。
皆さんが、良いお店、良いスタッフに出会えることをお祈りしております。
という事で今日はここまで。
