結婚指輪はなくても良い!?
いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。
さて、早速ですが、コロナ後は結婚式をする人が凄く減っています。
当店にご来店のお客様に結婚式のご予定についてお伺いすると、ざっと8割くらいの方が予定していないという感じです。
提携している結婚式場さんも幾つかなくなってしまいましたし、芸能人の方々もお付き合いしている事や妊娠されていることを公表するも、入籍の予定は無いとか…、結婚の形がどんどん変わっていますよね。
まぁ、そういう事は時代と共にある程度変わっていくものだと思いますから、結婚指輪も買わない人が増えているのかもしれないですが、私はこう思います。
結婚式はしなくても、入籍はしなくても、結婚指輪は、買った方が良いと思います。
指輪屋が困るのもありますが、理由はそれだけではありません。
やっぱり、パートナーとの絆を感じるアイテムを身に着け合うことは良い事だと思うからです。
そういう意味では、別に指輪でなくても良いとも言えますが、他のアイテムを色々考えて比較してみても、指輪と言うのがなかなか良いアイテムなんですよね。
まず、あまり安っぽいものだと自然と扱いが粗くなってしまいそうですし、
日常的に使う事を前提で考えると耐久性の低い素材のものでは30年~50年と言う期間はもたないですよね?
あと、あまり大きなものだと、日常的に身に着けるには邪魔にもなるし、そもそも身に着けるのが難しくなりそうですよね? ですが、指輪であれば、それらが全て問題ない上に、男女問わずに行けます。
また、私個人的には、機能性がないアイテムであることも良いと思っています。
例えば、時計の様なものなら、身に着ける理由の中にその機能を利用する目的も含まれて来ると思うのですが、指輪には、何かを便利にするような機能は無いんですよね。
ファッション性についても、もしもオシャレ的な要素が大半を占めるなら、服に合わせて使い分けるくらいをするべきものになると思いますが、結婚指輪は、毎日同じものを身に着けていても、誰も何も言わないし、
不思議なことに、それが普通だと認識されているくらいだと思うんです。
つまり、身に着ける意味は結婚指輪だからという事になる訳です。
そして、何より、常に目につく所にあるんですよね?
自分からもパートナーからも良く見えるところに、お互いが大事にしながら身に着け合う。
結婚指輪と言うのは、そういうものなんですよ。
そんなところも含めて考えると、指輪に取って代われるものって他にあんまりないんじゃないでしょうか?
そうなんです。
よくよく考えると意味も含め変わりがないくらい良いものなんですよ。
そうそう最近で言えば、結婚指輪に関して凄く良いなぁと思った事がありました。
二刀流メジャーリーガーの大谷選手が結婚されましたよね。(他のトラブルが大き過ぎて話題が薄れ気味ですが…)
確か、今期第二号のホームランを打って、ホームインした時、ホームベース上で左手の薬指辺りにキスをするシーンがあり、報道でも取り上げられていました。
バッティンググローブの中に結婚指輪をしているのかまではわかりませんが、あれは、結婚指輪と言うか、そこにパートナーを意識したアクションだったと思うんですよね。
試合中には、結婚指輪を着けていないかもしれませんが、たとえ試合中は結婚指輪を着けていなくても、普段結婚指輪を着けている部分にキスをしたというだけで意味があると思うんです。
いつも支えてくれる奥様がいるからこそ打てたと大谷選手は思ったのかもしれません。
そんな感謝を奥様に贈るホームランであり、キスだったんじゃないでしょうか?
ね?結婚指輪って素敵なものでしょ?
1000億稼ぐ世界最高のメジャーリーガーだって、その恩恵にあやかっている訳なんですよ。
一般の人は、ホームランを打ったり、それを報道されたり、そういう事は無いと思いますが、結婚指輪を身に着けている人は、仕事が上手く行ったとか、出世したとか、何か良いことがあったそういう時に、
家に帰るまで、奥さんへの感謝を思って結婚指輪をきっと撫でると思いますよ。
大谷選手の様に指輪にキスだってしたくなるんじゃないでしょうか?
でしょ?結婚指輪って良いものですよね。
指輪屋だから…という事は、一旦横に置いといてそう思います。
結婚式やお葬式など、儀式的な行事が年々形を変えて、昔ながらの風習が薄れて行っていますが、結婚指輪のこの良さは、ずっと受け継がれて行って欲しいと私は思います。
という事で、共感頂けると嬉しいなぁ
千葉県成田市より愛を込めて