思い込みって怖いんです

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。



さて、今日は結婚指輪に関する思い込みの話です。

次の結婚指輪の画像をご覧ください。

この画像を見て、幅の広い方(下)が男性用で、幅の狭い方(中に入っている)が女性用の結婚指輪のペアだと思われた方が多いと思います。

この画像は、メーカーから提供されている画像であり、メーカーさんとしては、そう受けとらせる意図の下に撮影されていると思いますが、

実は、これ、片方が男性用で、もう片方が女性用という商品ではないんです。

ミオリングの燈(ともしび)と言う商品なのですが、幅の広い方が『燈(ともしび)ワイド』と言う商品で、

幅の狭い方が『燈(ともしび)ナロー』と言う商品なんです。

『燈(ともしび)』と言う商品の中に、幅の広さが2種類(ワイド/ナロー)用意されているということなだけで、どちらかが男性用、もう一方が女性用という訳ではないんです。

言うなれば、ジェンダーレス仕様ですね。

ですので、どちらも展開(対応)サイズは、5番から20番になっており、一般的な男性用サイズも女性用サイズも作れるようになっているんです。

つまり、男性用として、幅の狭いナローで、大きめのサイズである20番を作ることも出来るし、

女性用として幅の広いワイドで、小さなサイズである5番を作ることも出来るんです。

勿論、ワイド同士、ナロー同士を組み合わせることも可能です。



では次に、こちらの結婚指輪の画像をご覧ください。

こちらも、ピンクゴールドの方が女性用で、銀色(プラチナ)の方が男性用の結婚指輪のペアだと思われた方が多いと思います。

金属の色のイメージもあると思いますが、ピンクゴールドの方には、ダイヤも付いていますからね。一般的には女性用に見えると思います。

ですが、実はこちらも、男性用と女性用に分かれている商品ではないんです。

こちらの場合は、言うなれば、ダイヤ付きか、ダイヤなしかという分け方になります。

金属の違いは、たまたまこの画像ではそうだったという事であり、ダイヤの無い方をピンクゴールドで造ることも、ダイヤ付きの方をプラチナで造ることも出来るんです。

(ダイヤなしがプラチナ製で、ダイヤ付きがピンクゴールド製と決まっている訳ではないという事です)

こちらも展開(対応)サイズは、どちらの指輪も5番から20番になっており、一般的な男性用サイズも女性用サイズも作れるようになっています。

でも、男性でダイヤ付きを選ぶ人なんているのかな?と思われた方もいらっしゃいますよね?

実はそうでもないんですよ。

当店では、実際に男性用の結婚指輪にダイヤを付けたいというご希望のお客様が結構いらっしゃいますし、次の画像をご覧ください。

上記のダイヤが付いている方の指輪の金属をピンクゴールドからプラチナに変更して、ダイヤは、ホワイトからブラックに変更したらこうなります。

どうでしょう?男性が付けたらかっこいい結婚指輪ですよね。

ピンクゴールドにホワイトダイヤが付いているバージョンだと、選ぶ男性がかなり限られるかもしれませんが、

プラチナ(つまり銀色)製で、ブラックダイヤが付いていたら、男性用としても、かなりかっこいい指輪になりますよね。

ちなみに、こちらもミオリングの商品なんですが、ダイヤの付いていない方が『陽向(ひなた)』、ダイヤ付きの方が『陽向(ひなた)ダイヤ』という商品名になります。

前述の通り、ダイヤ付きかダイヤなしかの違いってことですね。

二つの例を挙げてみましたが、この部分は、本当に思い込みで、どちらかが男性用で、もう一方が女性用になっていると思ってしまいがちなんですよね。

ですが、メーカー(ブランド)によっては、こういったケース(どの指輪も幅広いサイズ展開で造れる)もあるんです。(ミオリング以外にもあります)

このことを知っているのと知らないのとでは、選ぶものが変わってしまいそうですよね。そう思うと結構怖い話でしょう?

なので、こういう事もあるという事を是非知って頂けたらと思います。

参考にして頂ける方だけ参考にして頂ければと思います。という事で今日はここまで。

千葉県成田市の結婚指輪と婚約指輪の専門店ラムールトゥジュールより愛を込めて。