【超絶美しい半ツヤ仕上げ】のブランド!

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日は、指輪の表面仕上げのお話です。

同じ指輪でも、表面仕上げの違いで、印象が大きく変わって来るので、どのような仕上げにするかは、大きな決断になると思います。

という事で、今日は、表面仕上げ(テクスチャー)に関する有料級の情報をご提供したいと思います。では、参りましょう。

指輪の表面仕上げは一般的に、次の3種類が中心になっています。(画像では解り難いと思いますが…)

【ツヤ】表面が光沢でピカピカしている。鏡面、ミラー、グロス等と呼ばれます。

【ツヤ消し】表面に細かな凸凹を付けて光沢がない。マット、ホーニング、梨地、サンドブラスト等と呼ばれます。

【半ツヤ】薄っすらと光沢を残したマット加工。ヘアーライン、サティーナ等と呼ばれます。

(ツヤ以外は色々な派生のパターンもありますが、キリがないので今回は一般的なところでこの範囲に留めます)

今日は、その中でも一番人気がある(特に男性に)半ツヤに着目していきたいと思います。

半ツヤの事は一般的にヘアーラインと呼ばれることが多いですね。一度、表面をツヤに仕上げた後、人の手で、文字通り、髪の毛の様な細い線を入れて行く作業になります。

線を入れて行くと言いましたが、磨き上げたピカピカな面に綺麗な線の様な傷をつけて行くという感じです。

実は、この半ツヤと言うのは、ツヤ消しと違って、職人さんの手作業になるので、技術力の差が出るところなんですよね。だから誰がやるかで仕上がりの綺麗さが大きく違って来るんです。

正直、めちゃくちゃ出来栄えが違いますよ。

そこで、今日は、私が日本で一番、いや世界で一番と言っても良いくらい美しいと思う半ツヤを実現しているブランドをご紹介したいと思います。

それは、コラニーです。

では、根拠と共にご説明していきましょう。

先程、ツヤ仕上げを鏡面やグロスと呼ぶと説明しましたが、鏡面とグロスは呼び方が違うだけで意味は同じなんですね。

しかし、半ツヤのヘアーラインとサティーナは、半ツヤと言う意味ではその範囲にどちらも入るのですが、全く同じ意味ではないんです。

と言うのは、サティーナとは、一般的にヘアーラインと呼ばれる線より、もっと細い線を入れる事を言うんですね。

そこで、ご想像頂けると思うのですが、手作業で入れるその線は、細い方が繊細で綺麗なんです。ですが、入れる線を細くすれば何でも綺麗になるかと言えばそうではありません。

何故なら、線が細いほど、色々な形状をした指輪に、均一に入れるのが難しくなるからです。技術的難易度が上がるという事ですね。

それと、細い線を美しく入れるには、線を入れる技術力の他に、最初に一旦磨き上げる時の磨きの精度が関係してくるんですね。

最初の磨き上げが良くないと、線だけ綺麗に入れようと思っても綺麗な出来栄えにならないんです。

下地が良くないと、お化粧が上手く乗らないのと同じようなことです。

実は、磨きと言うのはピカピカしているので解り難いのですが、磨きの綺麗さも職人の腕前によって結構違うものなんです。

私の知っているコラニー取扱店の社長さんがオリジナルの商品を造るに当たって、ある工場に、コラニーのサンプルを見せてこのレベルに磨いてくれと依頼したら、磨きのクオリティが高過ぎて、うちでは、ここまでは出来ませんと断られたそうですからね。

つまり、本当に美しいサティーナ仕上げを実現するには、高い磨きの技術と細い線を綺麗に入れる技術の両方がなければ出来ないという事なんです。(それだけ手間もかかっています。)

ですから、サティーナはそれらの高い技術力がなければやりたくても出来ないんですね。

その点、コラニーには、日本一の称号を持つ匠の『小澤忠弘氏』が居ますし、コラニーの職人は彼が育てていますからね。なるほどねって訳です。

【匠】小澤忠弘氏

また、実際に、コラニーの凄さを表しているなぁと思うのはマニュアルです。

当店は全部で40社くらいのブランドを取り扱っておりますが、コラニー以外は、どのブランドもマニュアルには、ヘアーラインと表現されています。

サティーナも大きな分類としては、ヘアーラインの一種と言えるので、

もしかしたら、サティーナなのに、ヘアーラインと表現してしまっているブランドもあるかもしれないんじゃないの?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、

サティーナの方が技術力の高さをアピールできますし、仕上がりも美しいのでサティーナが出来るのなら、メーカーとしては、サティーナと表現したいはずなんですよね。

だから、サティーナをヘアーラインにまとめちゃうことは考えにくいと思います。つまり、ヘアーラインと表現されているなら、サティーナではないという事ですね。

勿論、世の中には、他にもサティーナ仕上げが出来るブランドもあるとは思いますので、気になる方はお店でサティーナ仕上げは出来ますか?

又は、サティーナ仕上げの出来るブランドはありますか?と聞いてみて頂ければと思いますが、取扱いブランド数がかなり多い当店でも1社しかない状況を考えると、サティーナが出来るブランドの絶対数は多くないと思いますし、

そもそも担当のスタッフさんの知識がなくて、サティーナって何のこと?と、ポカンとするかもしれないですけどね。(そんなお店なら買うのはやめときましょう)

私もかれこれ様々なブランドの相当な数の指輪を見て来ましたが、半ツヤ界において、このコラニーのサティーナの美しさはダントツでNO.1だと思いますし、これこそがサティーナと呼んで良いレベルだと思います。

本当は、コラニーの実物を見て頂きたいし、指輪の良さは画像に出にくいので、画像であまり見せたくないのですが、一枚だけお見せしておきますね。

鏡面部もサティーナ部も美しい…

ちなみに、誤解の無いようにお願いしたいのですが、一般的なヘアーラインでは駄目とか、綺麗じゃないとか、そういう事ではないんですよ。

一般的なヘアーラインでも特に問題はないのですが、コラニーのサティーナがあまりにも美しいので、そういうものがあることを伝えたいだけなんです。

勿論、コラニーから幾らか貰っている訳でも、コラニーの商品を買わせたくて言っている訳でもないですよ。ww

当店では1、2を争うくらい価格の高いブランドなのに、黙っていても選ばれちゃうので、ゴリ押しなんてする必要が無いですからね。なので、その点は、誤解の無いようにお願い申し上げます。

という事で、そんな『超絶美しい半ツヤ』を実現しているブランドがあるということをご紹介したかった次第です。

最後に…、企業秘密という事で詳しくは聞かせてもらえないんですが、ヘアーラインの作業に使う道具は職人さんが手造りしたものを使うんですね。

部分的に半ツヤが入っている様な場合、半ツヤ仕上げとツヤ仕上げの切り替わり部分の際(きわ)などもコラニーは凄く綺麗なのですが、そういう部分は多分その手造りの道具が威力を発揮しているんじゃないかと思うんですよね。

超一流の職人の感性で造られている道具ですし、きっと、この道具も凄いんじゃないかと思うので、機会があれば見てみたいんですが、残念ながら、それは、私でも叶わない事なんですよ。秘密ですから…

そういう意味では、高い技術力だけでなく、超一流の職人が手造りした専用の道具もないと、超絶美しい半ツヤは出来ないという事ですね。

となれば簡単に真似出来そうもありませんので、美しい半ツヤならコラニー一択かもしれません。

通常女性用の指輪は、ツヤ仕上げを選ばれることが多いですが、一般的なヘアラインより美しい半光沢のあるコラニーのサティーナなら選びたくなる女性も少なくないと思います。

参考にして頂ければ幸いです。今日はここまで。千葉県成田市より愛を込めて。