二面性のある結婚指輪の魅力のお話

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。



ご来店頂くお客様にお好みをお伺いすると『シンプルだけど、つまらなくないもの』とご希望されることが結構あります。

シンプルだけだとつまらない、でも、個性の際立ちが行き過ぎになるのもダメということで、ここがなかなか難しい所なのですが、今日はそんな時にお薦めの『良い意味で二重人格な結婚指輪』をご紹介したいと思います。

ミオリングの絲(ITO)と言う商品です。

絲(ITO)は、一見、何の変哲もない、かなりシンプル目の指輪に見えますが、その実、結構オシャレになっているという二面性のある指輪なんです。

正面から見ると、こうです。

いわゆる両縁にミル(ポツポツライン)が入っているだけの極々シンプルな平打ちの指輪に見えますよね。

これはこれで、こういうのがお好きな人にはたまらない、極上のシンプルさがあって、ミニマリストや、シンプル大好きな方には、人気がある品行方正なタイプなので、これだけでも、全く問題ないと思うのですが、

それでは、人によって、前述の『シンプルだけどつまらなくないもの』の『つまらなくないもの』に少し足りないという事になる場合もあるんですよね。

という事で、その『つまらなくないものですよ』という、二面性のもう一面をご覧頂きたいと思います。

実は、横顔がこうなんです。

正面からでは、全く見えないのですが、横顔が素敵なんです。

結婚と言うテーマには、つながっていくという意味の関連性でよく使われる唐草模様が彫られているんです。

巻き込まずにすっきりとした印象で、途切れない彫刻になっています。

印象としては、メラメラと情熱的な感じがしますが、正面ではなく側面にある為、チラリズム的な見え方になることであくまでも行き過ぎることの無い範囲に収まっている感じがします。

(画像では解り難いですが本当は凄く彫りが綺麗です)

その側面の模様によって、正面と側面とを感じる立体的なデザインの指輪になっているんですよね。

私は、個人的に、この立体的な…と言うのが好きなんですよね~。

さりげないけど、主張もあるし、意味的にも唐草模様で結婚と言うテーマともマッチしているなんて、良いと思いませんか?私は、思うんですよね~。押し付けるつもりはないですが…

それと、ここに彫れるのは、指輪の肉厚があるからなんですよ。

以前から何度か言ってきましたが、指輪の価格は、金属の量が大きく関係しているので、肉厚があると、それだけ金属の量も多いという事になる為、見る人が見れば、見ただけで良い値段がするだろうなぁと言うのがわかるんです。

そういう事を鼻にかけるのは、どうかと思いますが、さりげなく、あくまでも、さりげなく、その辺が伝わるのは、ちょっと鼻が高いかもしれないですよね。

また、この彫りの部分は、一本一本職人さんが手で彫っているので、腕の良い職人さんが同じように彫ろうとしてはいるものの、機械で押したように全く同じと言う風にはいかなんですよね。

だから、工業製品の様に全く同じものは二つと存在しないという良さもあるんです。

如何でしょうか?

良い意味で二重人格的な指輪とお伝えした理由がお解り頂けたでしょうか。こんな指輪があることを是非知って頂けたら良いなぁと思います。

シンプルだけどつまらなくない結婚指輪をお探しのご夫婦にはぴったりだと思います。

ちなみに、側面にメレダイヤを追加するというアレンジも出来ますよ。これも良いですよね~。

ミオリングの様に、個性があって、技術や品質も優れた、存在価値のあるブランドがもっとあると良いんですけどね。

なんか最近は、品揃えがどこも似たり寄ったりになっちゃって、つまらないんですよね。良くわからないブランドのどこかの商品に似た様なものが溢れかえって飽和してるんで、業界のそういう傾向良くないと思うなぁ。

皆さんが変なものに出逢わない様に陰ながらお祈りしております。

という事で、今日はここまで。

千葉県成田市の結婚指輪と婚約指輪の専門店ラムールトゥジュールより愛を込めて。