結婚指輪の刻印について教えて2
刻印には次のような種類があります。メーカーによって採用している技法は異なりますが、中にはお好きな技法(刻印タイプ)を選択できるブランドもあります。
レーザー刻印
レーザー刻印とは、レーザーを使ってデジタルデータ化させた文字やイラストを彫り込む刻印方法です。ブランドや商品によって対応範囲は様々ですが次の様に幅広く色々なことが出来ます。
・文字のフォントにバリエーションがある。
・アルファベットや数字の他に漢字やひらがな・カタカナ等が使える。
・かわいらしいイラストやマークを入れられる。
・オリジナルのイラストや家紋などをスキャンして入れられる。など。
また、機械操作になるので、職人の技量に左右されない安定感があります。
手打ち刻印/打刻
専用の小槌を使って文字を一文字ずつスタンプの様に打ち込む古くから存在する技法です。
機械による刻印も一般化している昨今ですが、次のようなメーカーやブランドはこだわりをもって職人による手打ち刻印(打刻)を守り続けています。
・ぬくもりのある婚約指輪・結婚指輪づくりを大事にするブランド。
・伝統的なスタイルにこだわっているブランド。
・熟練の職人がおり技術力に自信のあるブランド。
この技法は、均一な力加減で正確に打つ技術がないと綺麗に仕上がらない為、熟練が必要です。
機械刻印
針の先のように尖った部分で傷をつける様に刻印するものです。レーザー刻印の様にデータを入力するタイプと、マニュアルで操作するタイプがあります。操作的には、熟練度は必要なくレーザー刻印の様な安定性がありますが、手打ちほどではないもののレーザー刻印よりクラフト感があります。現在は、レーザー刻印に置き換わっている事が多く、あまり多くは見られないタイプになっています。