婚約指輪と結婚指輪 どっちがお金を払うもの?
<一般的に、婚約指輪は男性、結婚指輪は二人で…が多いけど…>
いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムール・トゥジュールの船越です。
さて、今日は、婚約指輪や結婚指輪を購入する際、どちらがお金を出(負担)すべきなのか、わからないという疑問をお持ちの方意外といらっしゃる様なので、それについて書いてみたいと思います。
一般的に、
婚約指輪は男性が女性にプロポーズする際に贈るものというイメージであり、特に、サプライズプロポーズをするような場合は、男性が女性にバレない様に、一人で買いに行ったりすることもあるので、男性がお金を払って買うもので、
結婚指輪は、二人が身に着けるものだから、お互いに、相手の指輪分をそれぞれ負担し合って、贈り合う様なイメージを持っている方が多いのではないかと思います。
それでも全然構いませんが、全国に共通したかっちりとした作法やルールがある訳でも無いので、ご両家が納得できる内容なら、実はどうだっていいんですよね。
地方によって、やり方がまちまちだったり、今の時代は、あまり古いしきたりにこだわるところも少なくなっていますしね。
なんかこういう風に書くと、このおやじスゲー適当じゃん!なんて思われるかもしれませんが、端的に行ってしまうとそういう事なんです。
<ご両家のご両親にも納得してもらえるなら何だって良い>
まぁ、婚約指輪を女性自身が買うというケースは無いと思うので、男性が買うものという理解で問題無いと思いますけど、結婚指輪に関しては、色々なケースが散見されますね。
例えば、結婚することになれば、当然、結婚指輪だけでなく、その他の結婚準備も必要になってきますよね。
家具やら家電やら色々買わなくちゃいけませんから、それらの準備の全てを、つまり、結婚指輪も含め、お二人の共通のお財布から払うという方も少なくないですね、昨今は。
また、お財布がまだ別々の場合なら、こういうケースもあります。
それぞれ相手の指輪分を負担し合うというのではなくて、総額(2本分)を折半して、半額ずつ負担するという感じです。
それと、少ないですが、こんなケースもあります。
婚約指輪というのは、前述した通り、婚約の記念品になる訳ですが、実は、この婚約の記念品というのは、女性から男性に贈る分もあるんですよね。
『お返し』というのですが、よく言われるのは、半返しと言って、男性から贈られた婚約記念品(婚約指輪)の半額くらいのものをお返しするというものです。
婚約指輪の金額が正確にわからないことが多いので、概ね半額ぐらいであろうという推測の上でのお返しになりますが、よく聞くケースとしては、腕時計とかスーツのお仕立て券とかにされることが多い様ですね。
ただ、今となっては、お返しも昔の風習という感じが否めなくなっています。昔は、結婚=新郎の家にお嫁入り、という感じでしたが、今は、そういう感じでもなくなってきていますからね。
結納をやる人もかなり少なくなっていますし、私が結婚した頃は、婚約指輪の金額は給料の3ヶ月分とか言われていて、それって大体100万くらいのイメージだった訳ですが、
現代は、婚約指輪の平均価格が40万円前後とか、ゼクシィに出ていますので、そういう金額面でも大分変ってきているからです。
ですが、はっきり金額を聞かなくても、かなりの金額であろうと想像できる婚約指輪をもらった場合など、この半返し分として、結婚指輪(2本分)を女性側が負担する様な事もあったりするんですよね。前述した通り、多くはないですが…。
といった様に、結婚に関係する他の費用を含め、お二人なりの考えの下、負担の配分は色々なケースがあったりもするので、その関係上、バランスをとるために、たまたま丁度良い金額という事で、結婚指輪の費用を、どちらか一方が負担するという様なケースもあるという事です。
昔ほど、ご両親もうるさく言わない時代ですし、あまり杓子定規に考えず、これこれこういう理由で、又は、こういう考えで、結婚指輪の費用は、どっちが払う事にしようと思うと、ご両家のご両親にも納得してもらえる様な説明さえ出来れば、何だって良いってことですね。
勿論、何だって良いと言っても、理不尽なくらいどちらかに負担が偏る様な事がないのが前提の話ですよ。
という事で、今日はこの辺で。成田より愛を込めて。