エタニティリングを見るポイント#2

いつもありがとうございます。千葉県一誠実なブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日は、エタニティリングの見るべきポイントその2です。

このポイントは、ご存知ない方が多いと思いますので、是非知って頂ければと思います。


<ダイヤのテーブル面の高さが揃っている?揃ってない?>

指輪は上から見ることが多い為、横からの確認が忘れられがちなのですが、

指輪を横から見た時に、ダイヤのテーブル面の高さが揃っているブランド(下図赤線)もあれば、高さがあまり揃っておらず凸凹しているブランド(下図青線)もあったりします。※テーブル面:ダイヤモンドの上面の平らなところ。

実際はダイヤは円状に並びますが理屈は同じ。


この辺りは、意識してテーブル面の高さを揃えているというブランドの方が珍しいので、

テーブル面の高さが揃っていないことが多いというか、それくらいで普通という前提でよく確認された方が良いと思います。(バラツキが酷過ぎるものはありませんが、きっちり揃っているものは確かに少ないという感じ)
 
名前の知られたブランドの商品でもそのダイヤのテーブル面の凸凹が結構気になるものを見受けますし、恐ろしいことに、お店のスタッフがこれらのことを知らずに、販売している事実も少なくないのが現状です。

完璧な揃い方。長年使用の見本の為、傷はご勘弁下さい。

一見メレダイヤが一列にたくさん並んでいると、それだけで、うっとりしてしまい、その辺りにお気付きになられないまま決めてしまう方もいらっしゃるようですが、

折角のキラキラの王道であるエタニティタイプですから、その辺りもよ~く確認された方が良いと思います。

そういうものがたくさん販売されている事実や実際にダイヤのテーブル面が凸凹している指輪を一度でも目にしてしまったら、気になって仕方が無くなるポイントですね。



<見るべきところを教えてくれるお店に出会えるか否かが勝負>
 
現物を前に丁寧に見るべきポイントを教えてもらえれば、一般の方でも、見てわかるくらいなんですが、何も教わらず指輪を眺めたくらいではわかり難いので、

そういう見るべきポイントをしっかり教えてくれる店員さんが居るお店に出会えるか否かが勝負とも言えそうです。

ですが、このブログを読んでいるあなたは、少なくとも、この情報を目にしている訳ですから、確実にスタートラインが違うと言えるでしょう。それだけでも、結構な幸運なことだと思います。



<絶対に取れないものではないけど、そうそう簡単にも取れない>

最後になりますが、エタニティリングで一番の不安点は、ダイヤが外れるとか、ダイヤが取れやすいのではないか?ということです。心配される方が多いですね。

残念ながら、ダイヤを留めるのは、人間がやっていることであり、指輪は絶対に変形しないはずもないですし、接着剤を使っている訳でもないので、絶対に取れないという事はないんです。

ですが、皆さんが心配するほど簡単に取れたりするものでもありません。

(エタニティリングの見るべきポイント#1で、メレダイヤの留め方によって外れ易さの違いをお伝えしましたが、あれは物理的な条件の話であり、どのタイプもそれほど簡単に取れるものではありません。)

また、仮に、1石メレダイヤが取れて失くなってしまった場合、失くなったダイヤ分を買って留め直しをしても、一般的な品質のメレダイヤならかかる費用は、1万円を超える様なケースは決して多くはありません。

つまり、絶対に取れない訳でもありませんが、そうそう簡単に取れるものでもないし、万一、取れても比較的に直しやすいくらいの価格で直せるものなので、大きな心配は不要と言えると思います。

という事で、皆様が、良いお店、良いスタッフに出会えることを陰ながらお祈りしております。今日はこの辺で。千葉県成田市より愛を込めて。