値引きって本当にお得なの?その3
いつもありがとうございます。ラムールトゥジュールの船越です。
さて、今日は、値引きって本当にお得なの?その3をお届けしたいと思います。
前々回にお話しした「値引きって本当にお得なの?その1」の中で、値引きしてくれるお店は、誰にでも値引きするスタイルのお店であるとお話ししましたが、
そういうお店の中には、最初から値引きする前提の価格が付いている場合があるんですよね。
もう少し平たく言うと、定価は見せかけの金額であり、最初から値引いた後の価格で販売する事になっているという事ですね。
つまり、お得感を演出して、購入を誘引しようというやり方です。
それって、どうですか?
寄り添ってくれているかのように見せられて、実は、うまくノセられているだけってことです。
よく考えれば酷いやり口ですよね。
これを知れば、値引きって本当にお得なのか?って思いませんか?思いますよね?
それどころか、むしろ、酷いことをされている感じですよね。残念ですがそういう事なんです。
こんな話ばかりしていると『誰も信用してはいけませんよ』と、言っているみたいで、私自身あまり良い気持ではありませんし、業界人の一人として、とても残念ですが、実際にそういうことがある業界なんですよね。
商品の魅力や価値をしっかりと説明して、強引な接客や値引きなどしなくても、その魅力や価値に納得して、定価で購入して頂ける様に務めたり、
ご予算の合わない方には、ご予算内で納得できるものを見つけて頂けるよう、誠実にお手伝いするのが、お店側のやるべきことだと私は思うんですが、
そういうお店は、売上確保の為に、手段は選んでいられないという事なんでしょうね。
このケースは、ブランドのブティック(そのブランドの商品しか扱っていないお店)やハウスブランド(お店のオリジナル)の商品などに多い傾向があるので、ご注意頂ければと思います。
私一人が声をあげても、業界全体が変る事なんてきっとないと思いますが、それでも、この業界の中にいる一人として、警鐘だけは鳴らさないと、という想いでお話させて頂いています。
参考にして頂ければ幸いです。
千葉県成田市より愛を込めて。