こんな結婚指輪の選び方も素敵!

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日のテーマはとても素敵な結婚指輪の選び方のご紹介です。

昨日、ご成約頂いたお客様のリアルなお話なんですが、とても素敵な指輪の選び方をされていたのでご紹介したいと思います。

結婚指輪って、ペアルックのように男女でお揃いのデザインの指輪(メーカーが設定しているペア)を身に着けるものというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、指輪屋の店頭での現実としては、そうでもないんですね。

男性も女性もそれぞれ自由に選んで、ブランドやデザインが違ってもそれを組み合わせたって良いんです。

どちらかが我慢して、相手の好みに合わせるというのは、一見、美談のように聞こえるかもしれませんが、

結婚指輪と言うのは長く身に着ける物としてご自身が愛せるものであるという事も大事ですし、結婚生活においては、お互いにリスペクトを持って尊重し合うという事も大事ですからね。

どちらかが我慢するような無理までしてペアルックにこだわるのは正直あまり賛成できませんし、私がこの話をするまでもなく、最初からそこにこだわっていない方も少なくないんですよね。

(誤解の無いようにお願いしたいのですが、ペアルックの様な結婚指輪が良くないという事ではありません。どちらかが我慢するようなことなくお二人のお好みが自然と似ていることでペアルックになる場合は問題ないと思います)

ちなみに、当店の場合、メーカーの設定しているペアではない組み合わせで結婚指輪を購入される方が4割以上は居らっしゃいますので、比率的には決して少なくないと思います。

ですが、メーカーの設定したペアでなくても、ブランドくらい揃えようか?とか、どこかに共通したエッセンスを持てると良いよね?というお気持ちは多くの方がお持ちなんですね。

昨日のお客様もそういったお考えのお二人でした。

そこで、どこに共通点を持たせたかと言いますと、

まず、女性の選んだ指輪は、ホワイトのメレダイヤが5石付いたものでした。

でもって、ピンクダイヤのアレンジをご希望されていたのですが、その指輪の場合、メレダイヤをピンクに変更できるのがセンターの1石だけだったんですね。

なので、5石のメレダイヤは、白、白、ピンク、白、白と言う並びの5石になりました。

で、男性が候補として選んでいた指輪が4種類あったのですが、その中から男性が選ばれたのは次の通りです。

まず、デフォルトでブラックのメレダイヤが6石付いている指輪から、メレダイヤを1石減らして5石にして、次に、5石のメレダイヤの色と並びを白、白、ブルー、白、白に変更されたんです。

(たまたまメレの数の変更は、6石から5石にする事しかできないものでしたので、運命的なものを感じますね)

つまり、メレダイヤはお互いに5個づつ付いており、センターのみカラーダイヤで、その両脇は2石づつ白で挟んでいるというのが同じになったんですね。

女性の指輪:白、白、ピンク、白、白
男性の指輪:白、白、ブルー、白、白

でもって、表面仕上げも、たまたま、どちらの指輪も部分的に仕上げを変えて組み合わせられるデザインだったんですね。なので、そこも、ほぼ同じ様に仕上げ違いを組み合わせることが出来たんです。

なので、ブランドも違う上、女性用がV字フォルムで、男性用がS字フォルムだったんですが、凄くペア感が出たんですよ。

この組み合わせは、当店でも初めてでしたし、それぞれ自由にお好きな指輪を選びながら、このペア感の演出は凄い答えに辿り着かれたなぁとプロの私も感心してしまいました。

一切揉めることなく、お互いの好みを尊重しながら楽しく指輪をお選び頂いて、且つ、お好みに合わせてアレンジもされて、その答えに辿り着くって本当に素晴らしい事だと思いましたね。

それにしても楽しい時間は早いんですよね。今回も気が付いたら5時間経ってましたWW

実は、先日も別なお客様が違うデザインの指輪を組み合わせながら、メレダイヤの色でペア感の演出をされたんですね。つまり、そういう選び方をされる方が割と短い期間の内に続いた訳です。

なので、どちらかが我慢してまでメーカー設定のペアで購入するより、お二人らしい結論として、こういうペア感の演出も良いなぁと改めて思った次第です。

そういう素敵な感覚をお持ちのお客様の大事な結婚指輪選びに立ち会う事が出来るのは、本当に結婚指輪屋冥利に尽きると思います。ありがたい事ですね。

という事で、こんなのもアリですよ!という結婚指輪の選び方のご紹介でした。

千葉県成田市より愛を込めて。