ラグジュアリーとは?

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日はニュースピックスを見ていて気になったことがあって、結婚指輪選びにも通じる話だと思ったので、そこについて書いてみたいと思います。

日本には、日本ならではの評価されて然るべきものが沢山あるのに、外国の基準に合わせることに囚われ過ぎて、日本ならではの良さに気が付いていない。だから、そこを見直すべきだ…という流れで、こんな話がありました。

ラグジュアリーの反対語って、チープではなく『下品』なんだそうですね。

でもって、その場合の『下品』と言うのは『自分じゃないものになろうとすること』なんだそうです。

私は、これに激しく共感しました。

ブライダルリングの世界にもドンピシャではまる内容だと感じたからです。

外国の有名ブランドのジュエリーに憧れがあるせいで、

国産のジュエリーが、

外国人に真似できない程、良い造りをしている事や欧米のジュエリーにも決して引けを取らないものであることを

日本人が気が付いてないんですよね。

今年の春のWBCで大谷選手が決勝戦の直前の声掛けで言ってましたよね。

『今日だけはメジャーリーガーへの憧れを捨てよう!』と、『憧れていると超えられないから…』と。

それと同じだと思うんですよ。

むしろ、日本人はその体格や髪の色など、一般的な欧米人とは違うので、当然、似合うものが違って然りなはずなのに、外国の有名ブランドに憧れて、目の前にある素敵なものを見過ごしがちなんじゃないでしょうか?

そして、先の話に戻れば、ラグジュアリーの反対語が『(下品=)自分でないものになろうとする』という事は、ラグジュアリーと言うのは、言い方を変えると『自分らしくある』という事になりますよね。

価値観が多様化しているので、ひとつの基準に縛られる必要なんてない時代だし、誰しもが有名なナショナルブランドに憧れるという、もうそんな時代じゃないかもしれないですよね。

つまり、自分らしくあることが、ラグジュアリーってことなんですね。

お客様毎の『らしく』を大事にしたい当店としては、とても良い話だなぁと思った次第です。

この辺りの感覚を理解してもらえる人が増えると良いなぁって思いました。

尚、海外ブランドの結婚指輪を否定しているつもりはありません(国産にも、良いものが沢山ありますよ、そういうものにも目を向けて欲しいなと言いたいだけです)ので、誤解の無いようにお願い申し上げます。

という事で今日はここまで。

千葉県成田市より愛を込めて。