角ダイヤを縦に使った婚約指輪

いつもありがとうございます。千葉県成田市のブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。


<角ダイヤの代名詞と言っても過言ではないオレッキオ>

さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、婚約指輪というと丸いラウンドタイプのダイヤを使われているものばかりではなく、四角いダイヤモンドを使っているタイプもあるのをご存知でしょうか?

キラキラ光るラウンド(丸い)のダイヤとは対照的に、四角いダイヤは、キラキラした感じというよりは、吸い込まれそうなほど整然と静かに佇むようにシャキーンという感じの輝きを放ちます。

そう『凛とした…』感じ。とでも言うんでしょうか?

美しい黒髪のおかっぱで切れ長なまなざしの日本女性(私の時代ならモデルの山口小夜子さんみたいな、現代なら同じくモデルの秋元梢さんみたいな)の様な感じですね。

佇まいは静かなのに強さを感じるそんな感じとでも言うんでしょうか…。

身に着ける人の話ではなく、ダイヤそのものがそんな印象だという話ですよ。

そんな四角いダイヤを使った婚約指輪は、大人っぽさと都会的な印象で人気が高い訳ですが、今回は、中でも代表的な長方形のエメラルドカットについて書きたいと思います。

ところで、角ダイヤを使った商品と言えば、角ダイヤの代名詞と言っても過言ではないのがオレッキオです。

角ダイヤばっかりたくさん集めるというのがそもそも大変なので、オレッキオの角ダイヤに対する思い入れというのは相当なものであることは疑う余地もありません。

梅酒をチョーヤと呼ぶという梅酒のCMがありますが、同じように、角ダイヤをオレッキオと呼んでもいいんじゃないかと思うくらいです。



<凄くもったいないように思う>

で、そのオレッキオの中でも人気の高いエンゲージリングの一つがこちらです。

勿論、こちらも素敵なのですが、実は、同じ指輪でもこういうことが出来るんです。

指輪の金属も違っていますが、今回はそこではなくて、センターストーンの向きが違うということです。

1枚目の画像(カタログバージョン)がダイヤを横に使い、2枚目の画像がダイヤを縦使いにしていますが、

長方形のエメラルドカットなので、どっち向きかによって印象がかなり違うんですよね。

(2枚目は店頭の試着用であり、売り物でも新品でもないので傷等はご了承下さい)

どちらも、それぞれに魅力がある訳ですが、私は思うんです。

縦使いバージョンの魅力は、横使いに勝るとも劣らないものがあるのに、カタログに片方しか載っていないと、

さも、

カタログに載っている方が標準であるとか…、

良いものであるとか…、

人気があるとか…、

そんな風に多くの人が思ってしまうのではないか?と…

それどころか、そういう(縦使い)商品がある(というか変更出来る)ことさえ知らない方が多いのではないかと思うんです。

そして、それが凄くもったいないように思うんです。

まぁ、カタログに使われている方がどうしてもメーカーの推し的な感じは否めませんけど、この二つについては、私は甲乙つけがたい感じがあると思います。

今は、オレッキオのHPにアレンジ例として縦使いも出てますけど、やはり、横使いがメインビジュアルになっていますからね、そっち寄り(横推し)に見えますよね。


<縦使いのサンプルを置いているところは殆ど無いと思います>

でも、どうでしょう?

あくまでも私個人の感性ですが、縦使いの方が目にするのが少ない(人とかぶらない/個性的)と思いますし、角ダイヤの角ダイヤ感が際立つ気がするんですよね、

存在感も凛々しさも、そして可愛さも…。

ということで、いささか縦使い支持派の当店は、店頭に縦使い版が展示してありますので、縦使いの方がお好みという方やご興味のある方は、是非見に来て頂ければと思います。

画像だけではわかりにくいのですが、その良さが良くご理解頂けると思います。

オレッキオの直営店には、縦使いの展示もあるかもしれませんが、多分、特約店では、縦使いのサンプルを置いているところは殆ど無いと思いますので…...当店かなり珍しいと思います。

今日も明日も明後日も、千葉県成田市より愛を込めて。