指輪屋が惚れた婚約指輪 その2

いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。

さて、今日は、指輪屋の私が惚れた素敵な婚約指輪の一つをご紹介したいと思います。(YouTube動画で『指輪屋が惚れた婚約指輪その1』をやっているので、その2になっています。)

私の個人的な好みもあると思いますが、その辺りはどうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

それは、マリアージュエントのボヌールです。(画像は、使い込んだサンプルを撮影しているのでご勘弁を(;^ω^))

ダイヤモンドがグッとせり上がっているソリティア(一粒ダイヤ)タイプになります。

ただ、正確に言うと、これをソリティアと言っていいのか、ちょっと微妙にも思いますが、それはなぜかと言いますと、横顔に訳があります。

腕の部分には、メレダイヤが付いていませんが、シャトン(センターダイヤを載せるお椀状の部分)のサイド面にメレダイヤが合計6個(片面3個ずつ)も付いているからです。

なので、一見シンプルに見えますが、よく見るとゴージャスなリングなんです。

ド派手じゃないけど、ゴージャスというか、品のある豪華さというか、でも、1m離れて見たら、シンプルな指輪なんです。

こういうのが好きな方も多いんじゃないでしょうか?

でもって、これもまた、女性の心をくすぐる仕掛けなのですが、正面(ダイヤの上)から見ると、ダイヤモンドに向かって腕が細く絞られているんです。

それにより、センターのダイヤモンドが大きく見える効果があるんですよね。

ただ、正面(上)から見ると細いけど、横から見ると、ダイヤに近づくほど、腕に厚みを持たせているんです。強度が弱くならないようにする為です。

この辺りが、ちゃんとしているメーカーさん製という気がしますね。

こういった何重もの工夫が盛り込まれているのが、もう、たまらないですよね。

指輪を使う上で、ダイヤモンドが上にせり上がっていないタイプの方が、ひっかり難くて使い易いと好まれる方もいらっしゃいますが、

逆に、ダイヤモンドがグッとせり上がっている方が、婚約指輪っぽいという事で好まれる方もいらっしゃるので、そういう方には、一つの選択肢として是非検討に加えて頂きたい逸品です。

アレンジも、シャトンのサイドには、合計6石のメレダイヤが付けられるので、全部ピンクにしたら凄い金額になりますが、そういう愛情の表現方法もあるでしょうし、

全部と言わないまでも、1石くらいこっそりと忍ばせても、ちょっと秘密ぽくて良いと思うんですよね。さりげなくピンクダイヤも持ってますみたいなね。

あとは、片面に、ピンクのメレ、もう片面に、アイスブルー(水色)のメレという感じで、面を分けたりすると、どっちを前にするか、その日の気分に合わせて、使い分けしても面白いんじゃないでしょうか。

ピンクもアイスブルーも淡い色なので、変な風には見えませんから大丈夫ですよ。

ですが、マリアージュエントの天然ピンクダイヤ対応は、2023年内一杯で終了してしまうので、ご興味のある方はお急ぎくださいませ。(マリアージュエントに関わらず、天然ピンクダイヤの対応は、本当に日々難しくなっています)

ちなみに、マリアージュエントの場合、女性用の指輪には、指輪の内側に、

サムシングブルーにちなんだ青い石(ブルーダイヤ/アクアマリン/ブルーサファイア/ブルートパーズの中から)を1石プレゼントで付けてくれます。これもお得ですね。

という事で、婚約指輪をご検討の方、是非、このボヌールを見て頂けたらと思います。

今日はここまで。

千葉県成田市より愛を込めて。