Diamondについて
ラムールトゥジュールでは、一生に一度の機会だからこそ、ダイヤモンドの魅力やその価値を十分にご理解いただいた上で、お客様個々にダイヤモンドとの運命的な出会いをして頂ける様に取り組んでおります。
世界に通じる高品質なダイヤモンド
婚約指輪のダイヤモンドには、世界に通じる高品質なダイヤモンドであることを証明する為、第三者鑑定機関の発行した鑑定書をお付けしております。(第三者鑑定機関:GIA/CGL/IIDGR等)
尚、ラムールトゥジュールで扱っているダイヤモンドは、紛争ダイヤでないことは勿論ですが、昨今、問題視されている質流れ品を再加工したリカットダイヤも取り扱っておりませんのでご安心下さい。
また、最高のダイヤモンドにこだわりたい方には、産地からこだわられているアントワープブリリアントのダイヤモンドやカナディアンダイヤモンドなども取り扱っておりますので、お気軽にご相談下さい。
セミオーダーシステムの婚約指輪
ラムールトゥジュールの婚約指輪は、ブライダルジュエリー業界で人気と実力を誇る多くのブランドの中から、お好みのデザインのリング(エンゲージ枠)をお選び頂き、そこへ、お選び頂いたお好きなグレードのダイヤモンドをドッキングさせるセミオーダーシステムになっております。
このシステムにより、リングのデザインにこだわりたい方はリングに、ダイヤモンドにこだわりたい方はダイヤモンドに、ご予算やご希望のグレードを踏まえながら自由に組み合わせて頂ける柔軟性を得て頂けます。
メレダイヤについて
結婚指輪に付いている小さなダイヤモンドはメレダイヤと呼ばれます。“メレ” とは、フランス語で『小さな』と言う意味があり、結婚指輪に留められている様な、0.1カラット以下のダイヤモンドの事を指します。小さな石ですが、センターストーンを引き立てる脇石として貢献してくれますし、エタニティリングの様に、ある程度の数になれば、一粒ダイヤとは違った魅力のある輝きを放ちます。
メレダイヤには、基本的に鑑定書がついておりませんが、カットグレードの高いH&C(ハート&キュービッド)のメレダイヤが標準仕様になっている商品もありますし、選択制でお選びいただくことが出来るブランドもございます。
また、ブルー、アイスブルー、ピンク、ブラック、イエロー、グリーン、レッド等カラーのメレダイヤや四角いメレダイヤも個性を引き立ててくれる魅力があります。
ダイヤモンドの4C
ダイヤモンドの品質は、4Cと呼ばれる4項目の世界共通の基準が定められています。
4Cと呼ばれるのは、4つの評価項目の頭文字に由来しており、重量の『Carat』、色合いの『Color』、透明度の『Clarity』、輝きの『Cut』この4つの単語の頭文字になります。
この基準は、20世紀半ばにアメリカのGIA(米国宝石学会)が提唱したものであり、これにより明確な指標を定めることで、個々のダイヤモンドを客観的に評価する共通認識が生まれ、現在では世界中でこの4Cを基準に評価されるようになっております。
Carat(カラット)=重量
カラットは、大きさを表す単位と思われがちですが、正確に言えば宝石の重さを表す単位であり、1カラットが0.2gと言う基準になっています。遠い昔、宝石の重さを量るのにイナゴ豆を分銅として使用していたことから、ギリシャ語でイナゴ豆を表す「Karation」に由来するといわれています。カラット別にダイヤモンドの直径(概ね)で表すと次のようになります。(ct:カラット)
0.10ct=3.0mm 0.50ct=5.1mm
0.20ct=3.8mm 0.70ct=5.8mm
0.30ct=4.3mm 1.00ct=6.5mm
Color(カラー)=色
ダイヤモンドは、透明から黄色に向かったグラデーションに照らしてカラーグレードが決まります。ダイヤモンドは、窒素を含む関係で僅かに黄色みを帯びたものが多く、無色透明に近いものほど稀少価値が高くなります。色の評価は無色透明のDを最高に、黄色のZまでアルファベットで23段階に分けられますが、婚約指輪用として当店は、D~Hの範囲をお薦めしております。
D、E、F Colorless (無色)
G、H、I、J Near Colorless (ほぼ無色)
K ~ M Faint Yellow (わずかな黄色味)
N ~ R Very Light Yellow (極めて薄い黄色味)
S ~ Z Light Yellow (薄い黄色)
Clarity(クラリティ)=透明度
クラリティとは、ダイヤモンドの透明度を示します。透明度と言うと少々解り難いと思いますが、ダイヤモンドは自然が生み出し地中深くから掘り出される事もあり、中に色々と内包物(チリとかゴミ等)が含まれています。それらをルーペで観察し、内包物の大きさや数、位置、質、色や目立ちやすさと、カット後に発生したすり傷や摩耗などを含めて総合的に評価します。グレードは、無欠点の『FL(フローレス)』から、肉眼で内包物が確認できるものまで11段階に分類されます。
FL 内外部共に内包物なし
IF 内部内包物なし
VVS1/VVS2 発見が困難な微細な内包物あり
VS1/VS2 発見が難しい内包物あり
SI1/SI2 発見が容易な内包物あり、肉眼で発見は困難
I1/I2/I3 肉眼で容易に確認できる内包物あり
Cut(カット)=輝き
カットはダイヤモンドの評価に人間が唯一関わることのできる項目です。ラウンドブリリアントカットの形状は約100年ほど前に数学者が発案したものであり、その設計図通りどれくらい正確にカット出来ているかを評価しているものと言えます。指標としてグレードは存在しますが、現在は、リカット(再加工品)のトリプルエクセレント(後述)が大量に流通している関係で、新品のVery Goodなどが売れなくなっており、流通している大半はエクセレント以上のグレードのものになっています。
Excellent 最優良
Very Good 優良
Good 良
Fair 可
Poor 不可
トリプルエクセレント
カットを評価する要素として、プロポーション(形)・ポリッシュ(研磨状態)・シンメトリー(対称性)の3つの評価点があります。中でもトリプルエクセレントとは、3要素全てにおいて最高評価 “Excellent / エクセレント” を獲得した、非常に正確性の高いカットが施されたでダイヤモンドであることを意味します。
ハート&キューピッド
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの中でも、対称性が一定以上のレベルを実現しているダイヤモンドには、青白などの専用のスコープで覗くとテーブル面側に8本の矢の模様、キューレット側に8つのハートマークが現れます。その模様が出るダイヤモンドを“ハート&キューピッド”(H&C)と呼び、仕上がりの良いダイヤモンドの指標の一つとなっています。H&Cは日本国内鑑定機関で認定されますがGIAなど外国の鑑定機関では認定していません。
その他のダイヤモンド
ダイヤモンドといえば、ラウンドブリリアントカットのキラキラと輝く丸いタイプが主流ですが、他にも多様な種類があります。いわゆる角ダイヤと言われる凛とした輝きを放つプリンセスカットやエメラルドカット、ハート型のハートシェイプ、現役最後のカリスマダイヤモンドカッター『フィリッペスベルト氏』が手掛けたオリジナルカットといった個性的なダイヤモンドを使用したブランドや商品もございますので、お気軽にご相談下さい。
ダイヤモンドでプロポーズ
プロポーズのときに“婚約指輪を贈りたい” と思っても、彼女の指のサイズやデザインの好みが分からない。
そんなお悩みを解消するのが、ダイヤモンドでのプロポーズです。ダイヤモンドは決してお安くありませんので、ダイヤモンドだけでもプロポーズの本気度は薄れませんし、指輪のデザインは、プロポーズが成功してから、彼女の好みを踏まえながらじっくりお選びいただけるメリットは絶大です。リングでプロポーズするという固定概念に囚われず、メリットの大きなダイヤモンドでのプロポーズも是非ご検討頂ければと思います。