エタニティリングを見るポイント#1
いつもありがとうございます。千葉県一センスの良いブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。
<ダイヤの隙間が詰まっているものと開いているもの>
エタニティタイプのリングは、キラキラ好きの女性の憧れだと思うのですが、
一口にエタニティーリングと言っても意外と同じではないことをご存知でしょうか?
例えば…、
実は、気が付きにくい部分なのですが、並んでいるダイヤとダイヤの隙間の間隔が意外と違うものなんです。
これはメレダイヤの留め方の違いによることが多いのですが、代表的なものをご紹介すると
まず、こちらが、メレダイヤ一粒毎に、爪4本で留めていますね。
隣り合うメレダイヤの間に爪が2本分挟まるので各メレダイヤの間がメレダイヤ半個分くらいの隙間になっていますね。その為、バランス上、隙間が若干広く見えますね。
それを間延びしているという表現をされる方もいらっしゃいます。
ですが、メレダイヤ毎に爪4本で留めているので、メレダイヤが外れにくいと言えますね。
次に、こちらですが、レール留めと言って上下の縁で留める感じなので爪が無いですね。
爪がない分、スッキリして綺麗に見えますし、ダイヤ同士も寄せ易いのですが、
爪がない分、隣り合うメレダイヤの隙間が黒く影の様に見えて気になる人やゴミが溜まり易そうで気になるという人がいらっしゃいます。
ですが、これもメレダイヤは外れ難いですね。
次は、こちらです。
共有爪と言って、上下2本の爪が隣り合う二つのメレダイヤを一緒に押さえています。
爪が少ない分隣り合うダイヤモンドの間隔が狭く輝きがきゅっと詰まっている感じがしますね。
しかしながら爪が少ない分、ぶつけた時などは、この3つの留め方の中では一番メレダイヤが外れ易いと言えます。
<見方のひとつとしてお知らせしたい>
これが全てではありませんが、これだけでもこういう違いがあるんですね。
エタニティリングは、ダイヤが沢山並んでキラキラする事に憧れる訳ですが、ダイヤが沢山付いている分、取れやすいのではないかという不安を伴うのが特徴です。
キラキラについてはダイヤ間の広さで具合も変わりますし、ダイヤの取れ易さについては、爪の数や留め方に伴って違ってくるので、エタニティタイプを選ぶ際には大事になると思います。
勿論、ダイヤの留め方だけでなく、メーカーや商品毎に金属の強度、爪の形状や指輪の自体の造りのしっかりさ加減、メレダイヤのサイズ、等々違いますので、単純に爪の数や留め方だけでも決めつけられませんし、
各メーカーさんもトラブルにならない様に工夫をしているので、商品として販売されているものは、そうそう心配しなくても大丈夫だとは思いますが、
見方の一つとして、こんな事もありますというのをお知らせしたかった次第です。
<お店選びも含めて参考にして頂きたい>
ただこれは、セレクトショップの様に複数ブランドの商品を一店舗で扱っているお店で、並べて比較してみないとなかなかわからない部分だと思います。
A店で、一つの商品を見て、B店で別な商品を見ても、なかなかわからないんですよね。
二つ並べて比べて見れば意外と解り易いんですが、ひとつひとつ別々に見るとなかなかわからないもんなんです。
とは言え、これを読んでいるあなたは、この事をお知りになられたので、エタニティタイプをご希望なら、是非お店選びも含めて参考にして頂ければと思います。
後から気が付くと嫌な思いをされる場合もありますからね。
最後に…、
私は、良し悪しを言いたい訳ではありませんので、誤解の無い様にお願い出来れば幸いです。
という事で、今日はここまで。
千葉県成田市より愛を込めて。