指輪屋が惚れた婚約指輪 その2
いつもありがとうございます。ブライダルリング専門店ラムールトゥジュールの船越です。
さて、今日は指輪屋が惚れた婚約指輪その2です。
それは、ラパージュのポンマリーです。こちらです。

こちらは、リング(腕)部分が18金のピンクゴールドで、シャトン(センターダイヤを載せているお椀状の部分)がプラチナになっているバージョンですが、そこは、どうにでも変更可能です。
全部をプラチナにも、全部をピンクゴールドやイエローゴールドにも、出来ますし、プラチナとピンクゴールドのパートを逆にすることも可能という事です。
ですが、私は、この画像の通り、腕がピンクゴールドで、シャトンだけプラチナのバージョンが好きですね。

というのは、コラニーという人気ブランドが自社のある商品を開発するのに、究極の婚約指輪は、指の上にさもダイヤだけが載っている様なイメージになるもの…と定義していたんですね。
なるほど~と思って聞いていたんですが、このポンマリー、このバージョンが正にそれだと思うんですよ。
というのは、リングの腕の部分がピンクゴールドなので、肌馴染みが良くて、リング部分が遠目には見えない感じなんですね。リングも細めですしね。

その上、シャトンがプラチナなので、ダイヤは白味が増す(※)のも相まって、正に、ダイヤだけ、指の上に載せている感じになる訳です。(※色石の場合は、鮮やかになる)
そうなんです。究極の婚約指輪の定義がそういう事なら、これは、正に、究極なんですよね。
また、二面性があるデザインも素晴らしいんですよね。
正面(上)から見ると、上記の画像の様に、シンプルなソリティア(センターストーンのみのタイプ)なんですが、横顔は、側面にメレが配置されていて、ティアラの様です。

正面と側面で印象が違いますよね。こういう一見、大人しく見えて、実は、秘めたものがある感じって、一番萌えるんですよね?
実用上も、例えば、次の画像の様に、それなりにデザインのある結婚指輪と重ね着けする際は、シンプルなソリティアで、凄くマッチングが良いでしょう。

でも、立体的なデザインなので横顔がこれなんですよ。

シンプルだけど地味な訳じゃないんですよね。いや~良いですね~。横から見ないと解からないんだけど、そこがGOOD。
また、何気に、シャトンの爪と爪の間もかなりえぐられている(赤い矢印)ので、ダイヤの下側が光を多く取り込める(その方が輝く)ようになっている点もさすがの配慮です。

それとね、この横から見た時の『くるん』と丸いところ(青い矢印)が何気に可愛いんですよね。デザイナーさんのセンスと言うか遊び心と言うか、こういうのが良いなぁって思います。

という事で、指輪屋が惚れた婚約指輪 その2、大人可愛い究極の婚約指輪、ラパージュのポンマリーでした。
千葉県成田市より愛を込めて。